今朝は雨降りだったんですが、アスファルトの上の紅葉がとても綺麗でした。
雨と秋の絨毯は相性いいな~。
あ、こんにちは。鈴音 駿(りんねしゅん)です。
全国で唯一「東京テレメッセージ」さんだけが提供してきたポケベルが、ついに来年9月にそのサービスを終了します。
ポケベルとは
ポケベルは登場してから今年で50年を迎えました。
ポケベル(ポケットベル)とは手のひらに収まるくらいの文字が出る機械のことで、そのポケベル本体に電話して数字を組み合わせてメッセージを表示させる、無線呼び出しサービスのことです。本体はカードタイプからお魚のような形までカラーも色々出ていました。
最盛期には1000万台の契約数を超えていましたが、現在はおよそ1500人にまで縮小していたとのことです。
このポケベルのニュースを聞いて、すごく懐かしいなぁと思いました。
私はこの後発売になったPHS(パーソナルハンディホンシステム、略してピッチ)から手にしたので実際に持つことはなかったのですが、ドラマのタイトルにもなったし、その時の歌が耳に残っています。
♪ポ~ケ~ベル~が~、鳴らなくて~
ってやつです。
裕木奈江さんが主演で可愛かったな~ぐらいしか覚えていませんが、そのフレーズだけは覚えています(笑)。
当時のPHSは電波の繋がりが極端に悪く(今思えばあれに月一万くらい払ってたなんて……汗)、ポケベルを使っていた友人達もすぐには変えようとしませんでした。
ま、ポケベルの方が連絡つきましたからね。
営業マンや会社員の方の必須アイテムで、商談してるとよくピーピー鳴ったりしたものですが、その後高額だった携帯電話が安くなってくると、あっという間に普及しました。
技術の進歩って恩恵に与ってるし、いいことだと思うんですが、長い間使われてきたものが終わるとなると、やっぱり時代の終わり感あって寂しいですね。
ポケベルのその後
電磁波が発生せず、建物の中でも電波を受信しやすいという特性で医療関係の方が多く使われてきたそうです。
医療関係でいうと医療用PHSも2020年7月31日でサービス終了だそうです。これは今回調べて知りました。この代わりは何を使われるようになるんでしょうか。
今後ポケベルの電波は、その特性(遠く確実に建物内でも届く)を生かして、防災無線サービスという形で利用されるそうです。雨が酷いと外の音(緊急サイレン・放送)も聞こえないということがうちでもかなりあります。携帯の電波のつながりがちょっと悪くなるということもあるかと思えば、このサービスはかなり期待できます。
扱いが簡単であればあるほど、デジタルはちょっとと敬遠される方にも手に取っていただきやすいと思いますし。
以前の豪雨災害でダムの放水サイレン等が聞こえなかったという話もあったので、「東京テレメッセージ」さんには、是非頑張っていただきたいです。
では、また~~。