在宅ワークは稼げるのだろうか?
自宅に居ながらお仕事してお金が稼げる、いわゆる在宅ワークですが、その中でもインターネット上でクライアントとマッチングしてくれるサービスはご存知でしょうか。
有名どころでは
○サグーワークス
○ランサーズ
ランサーズはかなり有名なのでご存知の方も多いかも。クラウドワークスのように色々なお仕事があります。
○クラウドワークス
この3ヵ所ですが、今回はこの中でクラウドワークスについてお話していこうと思います。
このクラウドワークス、結論からいうと自分のスキルとかけられる時間、そしてなにより自分の頑張りようで月に五万円ほどはすぐに稼げるようになります。
実体験に基づき、始めてから2か月間、どうやって稼いだのかを詳しくお話します。
そもそも在宅ワークとは
数年前にもテレビで『稼げる在宅ワーク』などという特集が組まれて、芸能人の方々が頑張ってやってみていたものが放映されていますので、ご存知の方も多いですよね。
私が在宅と聞いて最初に浮かんだ光景は、幼いころ、母が狭い部屋を更に狭くしながら、ちょこちょこと何かを作っている光景でした。
当時自宅で見たことがあったものは、
○水で貼り付けるシールをお茶碗やお皿に貼るもの
○傘?の部品だったかを昔のミシンのような大きな歯車つきの機械で、がちゃんがちゃんと機械の力ではめ込んでいくもの
テレビでは『ガシャポンの中身入れ』や、百均の商品を作るものや、袋詰めなど本当に様々なものがありました。
さて、色々な種類の在宅でできるお仕事がありますが、これらの単価はいくらなのかご存知でしょうか。
○ガシャポンの中身入れ(カプセル詰め) ひとつ2円
○袋詰め ひとつ1円なるかならないか
単価、かなり安いですよね~。
スキルが必要なく、誰でもできるという軽作業に分類されるものは、大体こうして単価が低い傾向にあります。
では、インターネットを使っての在宅ワークはどうなのでしょうか。
※ネットを使ってというのは、ここでは依頼されたもののやり取りがインターネット上で完結する、ということです。
インターネットを使っての在宅ワークとは? どんな仕事がある?
このサイトをご覧になられているということは、インターネットができるスキルと環境が既にある、ということですので、ここから先の最初のハードルはもう越えられていることになります。
※もしもご自宅にネット環境がない場合は、まずインターネットを使えるようにしてください。それが最初の一歩です。
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ネット上には在宅ワークと検索をかければ、それこそびっくりするほどの数の情報がでてきますが、気を付けてほしいのが、やはり悪い人はどこにでもいるということ。
カンタンなのに高単価なんていうのはまずありませんので、そこは覚えておいたほうが安全です。
手っ取り早く沢山のお仕事案件を探すにはどうしたらいいか。
マッチングサイトと呼ばれる、冒頭にかいたクラウドワークスなどで探せばいいのです。マッチングサイトというのは分かりやすく言うと『ハローワーク』です。
政府機関が行っているか、そうでないか、ということですね。
在宅ワークのデメリットとしては、最低賃金が決められていないこと。(出来高制)
就業時間の定めもないこと。(商品納入期日はあります)
要するに、ひとつの仕事にかける時間の違いで、稼げる金額が違うということ。
5分でひとつ100円のものを仕上げられたとすれば、1時間1200円になるという計算です。ですが、やはり人によっては時間のかかり具合が違っているので、5分が10分、15分とかかるとどんどんもらえる金額は減っていきますよね。
この辺りはインターネット上でのお仕事でも全く変わりません。
次に、どんな仕事があるのかといえば、ネット上でデータをやり取りするものが多いですね。
といいますか、ほとんどそうではないでしょうか。
☆会社のサイトを作ってもらうなどのプログラム系
☆名刺のデザインを作ってもらう、ポスターや似顔絵・アイコンなどイラストを書いてもらうなどのデザイン系
☆ブログやサイトの記事を書いてもらうなどのライティング系
☆YouTube動画やゲームなどにナレーションや声を入れてもらう声優系
☆音楽をつくってもらう楽曲制作系
などなど、ここに書いたのは一例です。他にも沢山の種類のお仕事があります。
同じ自宅での仕事なのですが、品物でのやり取りがほぼほぼないところがインターネットでの在宅ワークの魅力のひとつではないかと思います。
何故なら、応募する→採用され品物が届く→完成させる→送り返す→検品→報酬支払、という工程はすべて数日かかるものですが、これがネット上だと、仕事を依頼されてから報酬をもらえるまでが即日だったりするのです。
もちろん、運営するサイトによって支払いの締日などがあるので、報酬を使えるようになるまでが即日で可能というわけではありません。
どのサイトに登録するのがいいのか
冒頭、有名どころである3つのサイトをご紹介しましたが、どこのサイトにも当然ながら特徴があります。今回はクラウドワークスに焦点を置いていますが、実は私は他の2つのサイトにも登録だけはしています。
どの仕事が一番合っているか、またやりたいのかを考えると、どこのサイトに登録した方がいいのかが見えてきます。
私はプロフィールにも書いていますが、その昔から声の仕事や小説、イラストを描くことなどクリエイティブな仕事をしたいという思いがありました。
ですが、色々な条件でなかなか思うようには進めていなかったという過去があります。
幸運なことに、今はそのほとんどが在宅でできるという素晴らしい環境になりました。
それで早速、調べ始めました。
調べ始めたころは自分に自信がなくかなり消極的でしたので、なんとかクラウドワークスに登録しただけでドキドキして、3年ほどはまったく応募もしませんでした。
文字通り、登録しただけです(笑)。
登録したのも、検索かけたら検索結果の上位にでてきたサイトだったから。
Googleさんの思うつぼですね、はい。
そうやって何もせずに放置していたのですが、2019年ちょっとしたことで急いで稼ぐ必要がでてきたのです。それも恒常的に。
まぁ、本格始動のいい切っ掛けになりました。
その前に徐々に好きなことに着手しようとこのサイトを立ち上げたりしていたのですが、このサイトはこんな感じで好き勝手にやってますから、アドセンスの収入もほぼほぼありません(笑)。
クラウドワークスを見直したら、案外的外れに登録していないことが判明。
そのまま使うことにしました。
私がしたいこと。
ナレーションなどの声の仕事が一番多かったのが、ここ、クラウドワークスだったのです。
ちなみに、サグーワークスはライティング、ランサーズはライティングも声優業もありましたが、声優関係が圧倒的に少ないです。
もし私と同じ分野でお仕事したいという方は、間違いなくクラウドワークスがおススメです。
クラウドワークス1ヶ月目の記録
さて、いよいよ本題に入ります(長い笑)。
クラウドワークスを本格的に始めたのは2019年7月です。
この記事は9月1日に書いていますので、ちょうど2ヶ月前ですね。
清水の舞台から飛び降りるくらいの気持ちで、応募して採用、納品…最初の発生額は。
7月11日 346円!!
これが初めての報酬額です。
どうです? 少ないと思いました?
この報酬は悩みに悩んで応募して、採用していただいた案件で感慨深い最初の一歩です。
気になる仕事内容は「YouTube動画のナレーション」。
5分ほどのシナリオを収録し、そのファイルを納品するというものです。
元の金額に消費税を加えたものから2割を手数料として引かれますので、とても半端な金額になりますが、システムを使用する以上は仕方ありません。
さて、こんな感じで募集のかかった案件に応募し続け、わりと最初の頃に数件拾っていただけたのですが、7月の20日間ほどで稼いだ金額は……。
10,114円(いちまんえん!)
初月1万円を超えることができました!!
仕事内容は初めてのご依頼と大きく変わりません。
YouTube動画のナレーション、アニメ動画のキャラ、ライン動画のナレーション等です。
さて、ここで考えるのが20日間、毎日ご依頼を受けられるお仕事がそんなにないということ。
ですので、20日間毎日収録をしていたわけではないのです。
どなたでもお分かりになると思いますが、ほぼ1日8時間ほどを20日間かけてこの金額だと、絶対に外でアルバイトをした方が早く稼げるんですよね。
そして、5分のものを収録するのに、編集(ノイズカット)・リテイクなどをいれると慣れないせいもあり、酷いときは1時間かかったりもしました。分かりやすく言うと、1時間300円ということです。この事実は正直辛いです…。
自分の好きなことでお金をもらうには、もう少し考えないといけないと思いました。
クラウドワークス2ヶ月目の記録
とにかく稼がないといけないのだけれど、自分のやりたいこともやりたい!ということで、2ヶ月目になった8月、もう一種類の仕事をすることにしました。
それがライティングです。
実際ブログをこうして書いており、小説も書く私には書くことのハードルは低いので視野に入りやすいお仕事です。
が! そもそもアフィリエイトをしてみたいと思っていたのに、まったくわからず、どうやっていいのかも理解できていない私。このブログでも少しバナー広告など貼っていますが、ブログを立ち上げて以来、報酬発生件数は0です。
いいですか? 0です!!
ということで、ここはひとつ勉強のためにも人様のブログはどんな書き方をしているのか、記事を書かせてもらおうと思ったわけです。
早速、自分でも理解できそうな案件のご依頼はないかと探しました。
初心者だけど、Wordpressでブログは書いている、大人なので報連相はできる(はず)、そしてこれはと思う案件を見つけました。
とりあえずお試し本数期間があったけれど、見出しなどの指示がしてあり、それに沿って調べて書けばよいというものです。配信アプリに関してだったので、私の興味も少々あるものということで応募しました。
こちらはお試しの記事の間、ひと文字0.5円、継続採用になると0.7円にアップするものでした。
そして必要文字数は2000文字。
最初の3本ほどが1000円、次から1400円ということです。
無事にお試しをクリアでき、現在報酬アップした上に1日1本の割合でお時間をいただく書き方で、今現在も繰り返しご依頼をいただけています。
このライティング案件が大きく貢献したことと、継続して収録をご依頼いただけるクライアントさんが複数できたことで、8月は7月を大きく上回りました。
8月のひと月の報酬合計は…。
45,827円!!(よんまんえんですよ?!)
なんと4倍稼げていました。
びっくりです。
ただ、1本の収録に時間がかかるのは変わらないままで、単価が260円~300円のものばかり続けていても、結局一日の売り上げは上がらないままです。
ライティングはどうしても調べたりするので、2000文字程度でも3~4時間かかったりします。
1日に4~5本(5~10分)の収録と、記事1~1.5本というのが8月中にほぼ毎日こなした仕事量です。
本来は書く作業は自分のブログと小説に回したいので、となると収録の単価を上げないことにはどうにもならないということが分かりました。
クラウドワークスは稼げるのか? それは…
まとめると、稼げます。
お仕事の内容にももちろんよりますが、比較的ご依頼案件の多いライティングでも、ひと文字単価をちゃんと見て応募しさえすれば可能です。
多いということはワーカーが多いということでもあり、単価が下がる傾向にあるということです。
よく見ないと初心者歓迎とあっても0.1円以下のものがあり、これは論外な金額ですから、勉強のためにとか初心者だから仕方ないとか思って引き受けてはいけません。
よく考えてください。
0.1円というと2000文字書いても200円ですよ?
書くのに3時間かかれば1時間で70円も、もらえないということです。
他のライティングをされる方のためにも、引き受けてはいけない金額です。せめて0.5円以上のものを選んでください。
これを引き受ける方々がいらっしゃる限り、ライティングの最低金額はあがらないのですから。
収録の案件でもそれが言えます。
ライティング案件の報酬で偉そうに言いましたが、実は私も自信なくて収録案件では1本300円くらいを選んでいました。相場がよくわからなかったというのもありますが、1本千円の募集もあるのに自分はどうせ選んでもらえないだろうと応募すらしませんでした。
でも、毎日毎日収録をするうちに、決めた金額を稼ぐためには、かかる時間は変えられないのだから、単価を上げないと達成できないということに気付いたのです。(遅い…)
フリーでしていると、どうしても毎日仕事があるというのが心の安定に繋がるのですが、いくら毎日仕事があっても、金額が安ければ生活ができないのです。
必要であるならば、あげるためにスキルを磨くしかないと思っています。
クラウドワークスや他の在宅ワークサイトでも、きっと同じように稼ぐことはできます。
必要なのは使う時間がどれくらいあるのかということと、稼ぐために自分が何をしたらいいのかを考えるということだと思います。
スキルが必要ならスキルを学ぶ、時間が必要なら休日を充てる、そういうことをすべてやっていたら、気づいた時には目標を達成できているのだと思います。
在宅ワークをする上で、クラウドワークスなどのマッチングサイトを使うのはアリだと私は思います。
クラウドワークス