前回、ファンタビ愛が強すぎてひとつの記事に収められませんでしたが、全く気にしてません(笑)
が、読んでいただくのにちょうどいいくらいの文字数にすることは考えてますので、最後にその3へがでてきたら、えっと、よろしくお願いします(笑)。
では、早速続きをどうぞ。
クリーデンスの出生とリタの過去、そして
クリーデンスとリタ。
まさかのリンクしていました。
クリーデンスは赤ちゃんの時、乗り合わせた船でリタの弟と取り換えられたのです。リタの手によって。
その頃のリタは子供でした。
自分を取り巻く状況に疲れ、父親も最低だった。この最低な父親、血筋に拘るあまり他人の奥さんを魔法で誘拐、自分の子供を産ませるんですよ?? あぁサイテー。
父親のしでかしたことによって引き起こされた災難を避けるため、遠くへ逃がされる弟に付き添わされるのがリタ。
自分の子は男子しか興味ないってなんですかね……。そういや純潔はヴォルデモートも拘ってましたね。その彼は純潔ではないのに。無いものねだり??
彼女はその時もういっぱいいっぱいで、泣き叫ぶ弟を近くの船室にいた同じくらいの赤ちゃんと取り換えてしまうのです。不幸なことに取り換えた直後にその船は沈没、結果、本当の弟もまた水底に沈みます。
こうして取り換えられたクリーデンスは、その後もリタの弟が辿るはずだった人生を歩みます。
ですから、調べていくと辿り着くのはリタの弟ではないか?という事実なのですね。が、これは上記の理由で真実ではありません。クライマックス前、このことが発覚しますが、小さかったリタが一瞬の感情で実行した行為なので、当然取り換えたクリーデンスの本当の出自を知るはずもなく、クリーデンスが必死に辿っていた糸は、ぷつんと、切れてしまうのです。
こうなることが分かっていたグリンデルバルドは、わざわざ皆がレストレンジ家の墓地に集まるように仕向け、自分もそこで人を集め演説を行います。そこはフランスですので、マクーザは越権行為になるため(多分)テセウスお兄ちゃんは違法行為があるまでは手出しができません。
うーん、ここはちょっとよく分からなかったのです。
フランスとは犯人引き渡し協定結んでるはずですよね? 冒頭アメリカ魔法省マクーザからフランス魔法省にグリンデルバルドを引き渡しているんですから。なのに何故グリンデルバルドを発見した時に逮捕しようとしなかったのでしょう。マクーザ職員ができないならフランス当局は?どこ??
まさかティナのようにテセウスお兄ちゃんの行動も全て隠密?
沢山のグリンデルバルド支持者のせいでしょうか。
騒ぎになると被害が甚大になるから?
結局生き残ったのは数人でしたけど。
呆然としたクリーデンスの心に、饒舌に演説するグリンデルバルドの声は染み込むように入っていきます。
ナギニがどんなに諭しても、彼には届きませんでした。
そして。。。
そして、今回一番の衝撃はクイニーです。
愛の逃避行をしていたクイニー。意見の相違で愛するジェイコブさんの元を一時的なつもりで離れたんだろうクイニー。その証拠にグリンデルバルドの演説会場でジェイコブさんと再会したとき、彼女はいつもの笑顔で喜んだのです。あの、幸せそうな笑顔で。
彼女はどうしても人間と魔法使いとを隔てられることが納得できない。
それが取り払われた世界を作ると謳うグリンデルバルド。人間をこのまま放っておいたらと見せられた映像は戦争──。
ここは、JK・ローリングは凄いなと思った瞬間です。これに繫げたか、と。
歴史を知っているので、涙でました。もしあの場にいたら、私もグリンデルバルドを支持してしまうかもしれないとそう思った瞬間でした。
実際は家を奪うために、そこに住んでいたマグル(ノー・マジ)家族に躊躇いなくアバダケダブラかけちゃうくらい残酷で非情なので、ないですけどね。
でも傷ついていたクイニーには彼の言葉は裏表なく、みんなにとって最善の世界を作ろうとしているのだと思えたんでしょうね。窮屈で分からず屋のこの世界を変えてくれると思ったのでしょう。
彼女はジェイコブさんが引き留めるのを聞かず、聞かないがゆえに彼が思ってしまった言葉を鵜呑みにし、グリンデルバルドの元へと去っていくのです。
映画が始まったころ、とてもいい笑顔でいた二人は、エンディングではもう一緒にいませんでした。悲しい。。。
グリンデルバルドとの最後に繰り広げられた戦いのシーンはフラメルさん登場で(CMである、フィニート!!ってアレです)間一髪助かりました。
最後にまた謎が
本編最後で、オーストリアの綺麗な城に拠点を構えたらしいグリンデルバルド一行。
グリンデルバルドが窓辺に佇むクリーデンスの心をクイニーに読ませます。そんなことにクイニーを使ってほしくないと正直思った場面です。彼の心に寄り添う気持ちがない証拠です。クイニーの傷ついた心を利用するなー!!
そしてグリンデルバルドは衝撃で残酷で、一番手っ取り早くクリーデンスを強く仲間に引き込んで留め置くことのできる言葉を囁きます。
それは彼が一番欲していたこと──本当の自分。
『君には実の兄がいる。その兄が君の命を奪おうとしている。そして、その一族が危機に瀕した時、不死鳥が現れるという……君の本当の名はアウレリウス・ダンブルドアだ』
ま、マジですか……。
現出しているハリー関連の本や記事等でダンブルドアの出自も記載されていますが、それを踏まえると映画最後にグリンデルバルドがクリーデンスに話した衝撃のこの話はちょっと??です。
ダンブルドアの弟妹は、弟アバーフォース、妹アリアナの二人だけのはず。
両親はアリアナがこの世を去る前に亡くなっているので、同じ両親を持つ兄弟とするのは年の差を考えると難しいのでは?と。まあ、魔法族はみな容姿的に年齢不詳な気もしますが。
クリーデンスの養子先での二人の妹のうち、チャスティティが成人しているとなっており、彼女がアメリカのノー・マジである以上成人とは21歳以上だということです。
このことからチャスティティよりも年上だとするクリーデンスは、1926年時点で21歳以上になります。ダンブルドアは1881年生まれなので、その差はおよそ23~24。
ダンブルドアが24歳前後の時にクリーデンスは産まれたということですね。
ダンブルドア妹のアリアナは1885年に産まれ、1899年14歳で亡くなっています。
ダンブルドアとは4歳違いなので、アリアナが亡くなった時、彼は18歳。
とすれば、アリアナが亡くなる前に既に没していたダンブルドア兄妹の母が、クリーデンスの母とするのは難しいと思います。
では、父親が同じなのでしょうか。
父親パーシバル・ダンブルドアの記述は母ケンドラ同様少ないのですが、ケンドラとアリアナが最期を迎えたゴドリックの谷に引っ越す前にアズカバンに囚われています。
マグル(ノー・マジ)の子供たちに襲われたアリアナの復讐をしたせいです。
このことで魔力が不安定になったアリアナの何度目かの魔力の暴走により母は犠牲になるのですが……パーシバルはアリアナが亡くなった後に出所したのでしょうか。
それが違うんですね~。
捕まってから一年くらいで、そのまま獄中で亡くなったらしいんですね~。
理由は不明。
アズカバンゆえなのか、病気でなのか。
魔法使いであるが故に色々偽装もできそうなので、亡くなっていないということも十分ありえます。
とすると、グリンデルバルドのように脱獄ということが考えられますよね。家族も亡くなっていると考えているなら、亡くなったことを偽装した後、接触はしなかったのでしょうか。
脱獄後にダンブルドア兄妹の母とは違う女性との間に産まれた子供がアウレリウス(クリーデンス)だとすると、異母兄弟。
こう考えると父親がダンブルドア家なので血筋的に不死鳥よべます。
よべますが、あれ、クリーデンスがよんだのかなぁ??
グリンデルバルドがほらって感じで見せただけなんですよね。召喚するのに本人はなにかアクション起こさなくても来るやつなんでしょうかね。
その辺りがちょっと引っかかるところです。
ダンブルドアとグリンデルバルドは血の契約をしているので、そういうのが関係しているのか。
原作者 JK・ローリングは数日前にファンタスティック・ビースト3の脚本を書き上げたそうです。
クリーデンスは本当にアルバス・ダンブルドアの弟で、グリンデルバルドがいうところのアウレリウスなのか。
2020年公開予定のファンタスティック・ビースト3が待ち遠しくてなりません!!
………。
………。
……あれ?
主人公であるはずのニュートとティナのこと全然紹介してない……(笑)。
ということで、その3あります(笑)。