2018年11月23日(金・祝)
世界中にいる熱狂的なファンのことを『ポッタリアン』と呼ぶことでも知られるハリーポッターシリーズ。
その新シリーズである『ファンタスティック・ビースト』(全五部作)の第二作、『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』がいよいよ公開されます!!
前作『魔法使いの旅』から早二年、ハリーから続くこのファンタジーワールドは一体どう展開されていくのでしょうか。もちろん私は前売り券を購入し、購入特典である劇中にでてくるマスコット的な存在のニフラーポーチとともにその日を待っています(笑) 本当に観るのが楽しみで仕方ありません!
(噂のニフラーポーチ)
前シリーズのハリーポッターは、映画を観る前の原作からのファンでしたので、映画公開前に前もって本を読むことができました。なのであらかたの内容を事前に知ることができていたのですが、脚本以外でていないファンタビ(略称です)はそれができません。原作というものの有難さを感じている作品となります。(脚本ではなく物語を読みたい!)
事前情報なくまっさらで観たい。
もちろんそういう方もいらっしゃるでしょう。
私も全て知りたくはないことが多いですが(特にミステリ)このシリーズ作品は違います。中を知っていようがいまいが、その映像美、効果音とともに圧倒的な面白さを提供してくれるんです。
キャストもまさに「彼ら」。
想像していた通りの彼らがスクリーンにいる。ハリポタシリーズでも、このファンタビでも変わらずそうでした。いやぁ本当に、俳優の皆さんのその演技の素晴らしさ故なんでしょうね。
今回の黒い魔法使いであるグリンデルバルト役のジョニー・デップさんが、前作『魔法使いの旅』ラストで出てきたときの衝撃たるや‥‥えぇ!ジョニー・デップ?!でしたよ‥‥コリン・ファレルさんでも十分驚いたのに。今作期待せざるをえない理由の間違いなくひとつです。
そんな期待しかないファンタビ2ですが、ここで少しおさらいをしていきます。
映画自体はネット配信や、地上波ロードショー(11月30日にもあるみたいです)など、レンタル及び購買することで視聴することができます。
【ここからざっくりしたあらすじ&感想】
新主人公はニュート・スキャマンダー
ハリーポッターシリーズ第一作『ハリーポッターと賢者の石』より、さかのぼること約70年前__。
イギリスの魔法使いで魔法動物学者でもあるニュート・スキャマンダーは1926年、船でニューヨークに到着する。彼は魔法動物の調査保護活動をしながら世界中を旅していました。
(彼、ニュート・スキャマンダーはハリー達が使っていた教科書の作者なんですよ。(ニュートが書いたとされる本)あの時ハリーたちが勉強していた教科書はこういう体験を元に書かれてるんだなーと思うと、また別の感情がありますよねー。これぞ JK・ローリングワールド!!)
当時はまだ船着き場での入国審査があり、彼もまた審査を受けるのですが彼の持つトランクには秘密が。
検査の直前にカチリと切り替わったノーマジ(非魔法族のこと。ハリーの時はマグルと呼ばれてましたね)仕様のトランクで中身を普通のトランクに変えたニュートは、無事に入国審査を終え町へ。
この頃、闇の魔法使いゲラート・グリンデルバルトが魔法界を恐怖に陥れようとしていました。が、誰もどこにいるのか知らず、次にどうしてくるかと恐れていました。
町では得体のしれぬ何かが建物を壊すという不思議な事件も起きていました。
その調査に訪れていたのがパージバル・グレイブス、アメリカ合衆国魔法議会(通称マクーザ)魔法保安局長。
この人が例のあの人なんですね~。
ニュートはある目的のためにニューヨークへ立ち寄ったのですが、銀行の前で新セーレム事前協会指導者のメアリーが魔法使いの脅威とその撲滅について演説するのに出くわし、そこでうっかりハプニングが。
本当は普通のトランクではないニュートのトランクには、世界中で保護した魔法生物がいたのです。
そのトランクから光り物が大好きなカモノハシによく似た魔法生物、ニフラーが脱走。
なんと、銀行の前で、です(笑)
このニフラーを追って騒動が起きるのですが、これがまた面白くて可愛い。これは是非映像で(笑)
ノーマジ代表ジェイコブ・コワルスキー
この騒動の途中で偶然銀行に融資のお願いにきていた、パン屋になりたいノーマジのジェイコブ・コワルスキー。
彼に魔法を使うところを見られたり、魔法生物オカミーの卵を拾われたり、一緒に金庫に瞬間移動したりと、これは絶対オブリビエイト(忘却呪文)しなきゃだめでしょってなるのですが、あまりの出来事にジェイコブさんは持っていた鞄でニュートを殴って逃走しました。
いや、しますよね。逃げます。自分の理解の範疇を超える出来事が一度や二度じゃないですもん。
それで終わりかと思いきや、鞄間違ってますけどね‥‥(笑)
ニュートは魔法をバンバン使っていたのを、元闇払いで魔法の杖認可局局員のティナ・ゴールドスタインに見られていました。
彼女は魔法機密保持法違反としてニュートを捕まえ、マクーザへと連行します。
が、既にティナは魔法の杖認可局を解任されていたので、取り調べはグレイブスが。しかしニュートの鞄はジェイコブの試作品パンぎっしりの鞄と入れ替わってますから、お咎めなし。
ニュートは事なきをえますが、ジェイコブさんは大災難に(笑)
パンだと思って思いきりよく鞄をあけると、わんさか魔法動物が飛び出して、あっという間に家がぶっ壊されてしまうんです。
駆け付けたニュートとティナによって家は元通りになりますが、ジェイコブさん噛まれちゃっていました。
元闇払いポーペンティナ・ゴールドスタイン&妹クィニー(レジリメンス)
そんなこんなで(笑)ティナとその妹クィニー(心が読めます)の住む男子禁制のお部屋へ一泊することになったニュートとジェイコブさん。
もらった寝る前のココアにほっこりしていたジェイコブさんを横に、ニュートはトランクの中へ。
その中は広く保護した魔法生物の住処になっていました。
魔法生物のお世話をジェイコブさんも一緒にするんですけど、最初に驚いて逃げたのはどこへやら、以外に順応性高いんですね(笑) サイみたいな大型の生物を捕まえるところは必見です。
子供に巣食い、宿主に最悪な最期をもたらすオブスキュラス。それが関わる深刻な事件がニュートやティナにまで飛び火して命危うし!な目にあっちゃったり(でもニュートは飄々としてるんですよ~。またそこが大人な彼の魅力かな)、草?緑の枝??のようなニュートの相棒ボウトラックルのピケットが大活躍したり、めっちゃでっかい猛禽類のサンダーバードがザ・ファンタジー感を盛り上げてくれたりと怒涛の展開になるのですが、是非この後半は本映画を観る前に観てもらいたいです。
ひとつ言うならば、前作ハリーポッターシリーズと遜色ない、もしかしたら大人にとっては、それ以上に面白い作品になっているんじゃ?ということです!
ジェイコブさんはどうなる??
ラスト、全てのノーマジにこの出来事を忘れさせるため、サンダーバードを空に解き放つニュート。
この魔法の雨に触れると記憶がなくなるんですが、もう仲間になっていたジェイコブさんもノーマジゆえに例外ではなくて‥‥。
いいんだ‥って言って雨の中に歩を進めるさまはなんとも悲しかった!
が、そのあと、オカミーの卵の殻のおかげでパン屋を開けたジェイコブさん。
その作り出すパンが、え??? これってニュートが連れていた魔法生物だよね??っていう。。
彼の店に並ぶパンは、すべてニュートが連れていた魔法生物たちそっくりだったのです!
(しかしこのパン、本当に売りに出してくれませんかね?ってくらいのクオリティ。映画館で二作目のお共にぴったりだと思うんですけど)
これってどういうことだと思います??
物語の最初にマートラップに噛まれたジェイコブさんですが、ニュートが「君はマグルだから影響を受けやすい」と言っていたこと、このマートラップ、食べれば(パンフには噛まれるととも)呪いへの抵抗力が生まれるということ、このあたりでジェイコブさん、<忘れなかった>ってことでいいんでしょうか?!
現在流れている『黒い魔法使いの誕生』のCMでも彼が登場しているのを発見しました!
いい味だしてるジェイコブさんにはこれから先もずっと出演して欲しかったので、とっても嬉しかったです♪
どうやって合流するのか、映画を観るのが楽しみで仕方ありません(笑)
ではまた~。
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