こんにちは、鈴音 駿(りんね しゅん)です。
この度、「音声小説配信サービス Writone(ライトーン)(@Writone1)」
において、声優として活動を始めました!!
声優になることは子供の頃からの夢でしたので、とっても幸せです(^^♪
こういう場を作ってくださったWritoneさま、ありがとうございます!
記念すべき第一作として私が声を吹き込ませていただきましたのは、星帆 鈴さまの「星が巡る頃に」です。
可愛い感じの短編です。すぐ聴き終えられますので、ちょっとした空き時間に聴いてやってください。
(*11月5日現在、不具合によりこれはアップロードできていません。聴けるようになりましたらお知らせします)
第二作目として、アカネさまの「メッセージ(前編)」(6分ほどです)を吹き込ませていただきました。
前後編です。お時間があれば、是非よろしくお願いします!!
思えば私が声優になりたいと志したのははるか昔‥‥何年前とかは言いませんが(笑)、当時は家庭の事情が複雑で、上京するのは叶いませんでした。
しかし、技術の進歩は凄い。
今では自宅にいながらでも小説や漫画にイラスト、そして動画、果ては声まで世界中に発信できる。
当時は考えも及ばず、つい最近まであの時行けばよかったと後悔ばかりしていたんですよー。
まったく何にも調べず、気にも留めていなかったから今まで気づかなかったんでしょうね。
ですがここ数か月、Twitterや色々なサイトで、IPadProがアナログ組にもイラストを描くのにいいとか、小説が書けるとかを見たし、実際に実物を確かめに行く気にもなりました。購入に意欲も湧いているし、Twitterではこの声のサービスを知りました。
なんだか今、目の前が急に開けた気になっています。
今まで誰かに目隠しでもされていたんでしょうかね(笑)
かといってすぐにIPadProが買えるわけではないし、朝起きたら別人に変わっていたわけでもないんですけど。
こういう気持ちになったのは、あの映画を観てから。
いつからか、ずっと好きな「くまのプーさん」。
そう、今年公開された(クリストファー=ロビンがユアン=マクレガーだったこともあり話題になった)
「プーと大人になった僕」です。
公開初日の一番初めの上映回で、観客はおじさまと私の二人でした。
もうね、最初の回想シーンから涙ぐんでしまって。
(ここからはネタバレがあるかもしれません。お知りになりたくない方はご注意ください)
100エーカーの森を、去ってしまったクリストファー・ロビン。
プーさんは彼がくぐっていった木の扉の前で、何日も何日も、もしかしてまた来るんじゃないかと待っていました。
見かねた友達のピグレットはプーさんの手を取り、そっと立ち上がらせ森へと促します‥‥。
「ぼくの代わりに何もしないをしていてね」
プーさんはその約束を守り続ける‥‥。
そうして季節は廻り、クリストファーは子供のころを思い出すこともなくなっていき、大人になる。
あぁ切ない‥‥。
そうですよね、みんな、こうやって忘れて大人になっていきますよね‥‥。
いつの間にか毎日に忙殺されて、子供のころなんて思いださなくなる。
ふと気づくと取り返しもつかないほどの時間が経っていて、戻る術もないんです。
「君は子供のころになりたかった自分になっているの」
このプーさんの言葉が私にとっての「天啓」です。
私はなれているのか?
あの時なりたかった自分に?
否、その答えはすぐにでました。なれてなんていない。
それどころか、そこからとても遠いところにいると。
この映画のいいところは、ああ、遠いところにきてしまったな‥‥仕方ないな‥‥と、感慨深くなるだけで終わらせなかったところです。
まだ遠くなんてないんだ。全然。
インターネットの世界が普及し、夢を叶える術も多種多様化した今、なりたかった自分になるチャンスがあることを遅まきながら知りました。
こうして私は、このブログを書き始めることからなりたかった自分になることを始めることにしたのです。
プーさんありがとう♪♪